京都清水寺、円通殿という歴史ある場所で作品を展示していただきました。

レセプションでは舞妓さんの演舞に惚れ惚れ。真っ白なお顔や日本髪はもちろん可愛いんですが、手の所作が指先まで美しくて、まさに絵になるなあとドキドキしながら拝見しました。

さて、今回の作品は『永遠の愛と喜びの知らせ』。

ちょっと今までにないロマンチックなタイトルですが、描き入れたふたつの花の花言葉になっています。京都で展示会のある12月に咲く花を調べ、サザンカをチョイス。ヴェネツィアの花はなかなか難しかったんですが、ある方のブログにラベンダーとクチナシの記述があり、香りの大好きなクチナシ(ガーデニア)を選びました。

メインモチーフのクジラが出現している場所、これは『舵を切れ!』という絵の魔法陣です。何を召喚するか、いろいろ試した結果、「どっしりとした、包容力のある」をキーワードに決め、今回はクジラがピッタリはまったのでこの絵になりました。